春眠不覚暁 …
この頃なかなか起きられない。
いつまでも寝れる。寝続けるのも大概疲れるし飽きるのだが寝れてしまう。
普段から早起きではないがこのところ大体2時間オーバーだ。
春眠暁を覚えずとはこのことか。
うろ覚えの言葉なので後で語源を調べねばなどと思いながらブリタに水を落とす。夜半に届いていた長めのショートメッセージに簡単な返事をする。洗濯機を回す。続いてコーヒーを落とそうかと思ったら家族が淹れた残りの冷めたコーヒーがあったので熱湯を差してごくごくと飲む、少し目が覚める。
白いカップ全体に貫入が入っているのに気づいてじっと眺める、綺麗だ。3つあるうちの1つだけがこうなっている。なぜか、わからない。そこで
くしゃみを3回。
小麦断ちをしたら花粉症が治ったと話す役者の動画を思い出して小麦断ちやってみようかと思いながらトーストを焼いて食う。バターとの相性が最高だ。
あの役者はシュタイナー学校に行っていたと聞いた、ふぅんなるほど。外は雨である。今夜は頼まれていたTシャツを届けにいく先で河津桜を見る予定だが散ってしまわないだろうか、、
そういえば昨日たまたまアマプラで見つけて寝る間際に観たアスファルトというフランス映画がとても良かったな。出会えて良かった。便意、
トイレで横尾忠則と吉本ばななの対談を読む。洗濯物は部屋干しだ。
やっぱりコーヒー淹れようかな、、
そんな感じで
緩慢に始まる一日
何に出会えるだろう今日は
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少
口語
しゅんみんあかつきをおぼえず
しょしょていちょうをきく
やらいふううのこえ
はなおつることしるたしょう
訳
春の眠りは心地よく朝になったのにも気付かず眠り込んでしまいなかなか目が覚めない
鳥の鳴く声があちこちから聞こえる
昨夜から雨や風の音がしていたが
どれほどの花が散ってしまったことだろう
by H