色塗りとカエルと強風と


・今度原宿に移転する渋谷フォントさんのオフィス兼スペースで必要な椅子の色塗りをしてきました。

・それにしても原宿ど真ん中の一等地。ここに障害者と社会を結ぶ場所ができること自体が意味のあること。

・参加者は主に渋谷区内にある障害者作業所に通う人たちだったり働く職員であったり、われわれのような関係者であったり。

・色塗りをしたテーブルの脚は6〜7色の脚でできていて、組み合わせるとカラフルで多様な脚に仕上がるそうです。みんな集中して黙々と塗ってて次々と仕上がっていきます。

・塗る前に一緒に棚をつくったひとりが同じ番号の脚を塗りをするパートナーだったんですが、その方と途中昼休憩で話したら障害者だと聞いて少し驚く。棚も正確にたんたんとつくってて色塗りも少しずつ丁寧に塗る人で細やかな仕事をする人だなとは思っていたんですが、、。

・驚く間もなく、この方の作品見せてもらったら、薄いベニヤ板を貼り合わせたようなカエルの作品がなんとひとつ木のブロックから彫ったものって聞いて仰天…! 木工参謀という名義で作品をつくってらして、これこれ必見です。

『木彫りの折り紙』のカエル
https://www.instagram.com/p/CXLfUlJFt94/?img_index=1

・ここにいると健常者と障害者の境目なんてどうでもよくなるし、障害者のほうがよく仕事できてるし。その感覚が楽で自由でよかった。
  木工参謀さんと一緒に色塗りした時間はひたひた静かに進んでなんともいえなかったし、、

・外出たら表参道は強風。いつ何が飛んできてもおかしくないぐらいの風でまじ飛ばされるかと思ったしいっそのこと飛ばされたほうが面白いだろうなと思ったり、、

・完成したら渋谷フォントにまた遊びにいきます。