思いついたことをやる実験室
生粋のギャンギャン・・途中でやめる を神田で発見
神田駅からちょうどよい距離感にあるギャラリー&スペース「手と花(TETOKA)」
ネイキッド&クラシックで雑多な風合いが落ち着くたたずまい
すでに店先は「途中でやめる」の定番Tシャツやらワンピースやらにギャンギャンとパッチワーク&スクワットされていた。
歌舞伎揚げや昭和の菓子を食べれてコーヒーや酒を飲める居酒屋エリアを右手に見て頭上に巨大な鯉のぼりを眺めて直進すると、一転、青白のコントラスト鮮やかな清涼なポカリスウェットゾーン?
歴代のポカリスウェットユニフォームの陳列。白青基調のさわやかテントは店内天井から覆い尽くす勢い。
当の本人山下陽光くん自体、つやつやのスキンヘッドでポカリのエプロンばっちりつけてる。
バブル全盛期、キャンペーンで笑顔でポカリ配ってたレースクイーンの姿に重なる。
次から次へとやって来るお客さんひとりひとりに対して展示説明のおもてなし?アジり?ギャンギャンやってる。
ここまでで、どんな展示か想像できる人は、一般社会でも途中まではスムーズに出世して息詰まるタイプ。
展示なのか古着屋なのか居酒屋なのかイベント会場なのか・・・今でも謎だけど、この際どうでもいい。
さて、ふいにポカリの裏路地に迷い込む。一見、手と花常設の本が置いてあるのかなと思ったら・・
ん? チケットぴあ…ニッポン若者紳士録…ポラロイド写真画面…瑣末事研究…(他にもいっぱいありすぎて忘れました・・・)
あの頃の検索の友あるいは検索の母のラインナップ。なぜか全て2冊ずつ笑。
スマホ以前、誰しも情報を探す時、ブラウザではなくタウンページや情報誌を買うところからはじめた。
すみずみまで読んで必要な情報を見つけ出す。次に固定電話や電話ボックスから連絡してようやくアポ。
失敗が当たり前、「行ってみないとわからない時代」。
そういえば今回のスマホ型の長いパンフにはこうあった。
「SNS空間を飛び越えて思いつくかぎりインターネット以外でインターネットする予定」
パンフの裏表やトイレにまで埋め尽くされた言葉であったり、「途中でやめる」のにぎやかな色合いの服の数々だったり、ポカリグッズだったり、企画者である店主夫婦のバイタリティだったり、
いいたいことやりたいことの情報量と熱量がものすごくある、密度の高い空間でした。
遠方からのお客さんや若い世代が多かったのも印象的。
ともあれ、オンラインSHOPでいつも売り切れの定番Tシャツを手づくりポーチに入れてくれて買えたこと・・ハピネス・・◎。
要するに、この男にはダイレクトに会えということ。
ギャンギャン、ギャンギャン、引き続き注目したい。。
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山下陽光 情報
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