手彫りの伊勢型紙
自然素材の力と高度な職人の手仕事の結果
伊勢型紙彫師が一点一点丁寧に彫り上げた型紙
ここにあるのは、カモメの形、植物の文様の2種。
長尺なので、おそらくは和服着物染色用でしょうか。
日本の文様、江戸の小紋柄は、
自然素材の力と高度な職人の手仕事の結果
手漉き和紙を柿渋で貼り合わせた後、
燻煙、柿渋塗り、天日干し、これを何度か繰り返し、
納得するまで2〜3年寝かせることで、
何度も使えて繊細な彫りにも耐えられる強い紙に仕上がる
というこだわり
赤茶け色褪せた質感が、時を超えて、
職人さんの丹念なものづくりのプロセスを想起させます。
いろんな職人さんの多様な文様を見てみたいと思わせる逸品
by G